
キャンピングカーって値段も高いし絶対に絶対に盗まれたくないんだ。
ゆうりちゃんちは盗難対策どうしてるか教えてもらえない?
本記事はこんな疑問にお答えしています。

本記事の内容
- キャンピングカーの盗難傾向・状況
- キャンピングカー盗難防止対策グッズ紹介とそのポイント
- 車両盗難保険に加入していた場合の受け取り額(我が家の例)
キャンピングカーと盗難
日本における車両盗難は年々数が減ってきているものの、それでも2019年の車両盗難件数(認知されているもの)は7,143件にものぼります。
2019年の車両盗難件数
しかもそのうち5,342件は、ドアをしっかりロックしてキーを抜いた状態だったにも関わらず盗まれています。

車両盗難には犯罪グループが関与していることも多く、盗難後すぐに解体され海外に不正輸出されたりもしています。


車両盗難件数等の実態についてはこちらのサイトに詳しく載っているので、気になる方は確認してみて下さい。
STOP THE 自動車盗難HP(官民合同プロジェクトチーム)
盗難発生場所
盗難発生場所は駐車場が1番多いです。


自宅敷地内だから安心安全なんてことは一切ありません。
実際、私の友人も買ったばかりの高級車が自宅マンション駐車場から盗まれています。
車両盗難に対する補償、【車両保険】
あなたはちゃんと任意の自動車保険に加入していますか?
その中に『車両保険』はついていますか?
『車両保険』はオプションで契約する保険です。
盗難被害による補償を受けることが出来るだけでなく、いたずら等によって車が損害を受けた時も補償でカバーしてもらえます。
注意ポイント
盗難補償となる『車両保険』はオプションで取り付けなければならないもの。
加入済みかどうか、契約内容をしっかり確認すること。
買ったばかりの新車やキャンピングカーなどの高級車は必ず入るべきオプションだと私は思っています。
盗難された場合の補償額は加入プランによって変わりますし、年ごとに補償額は下がっていきます。

2018年に450万円で購入した我が家の中古キャンピングカーの場合、購入した翌年(2019年)にもし盗難されていたら400万円近くの補償額が出るプラン。
この補償額は2020年・2021年・・・とだんだん下がっていく内容ですが、それでもかなりの補償額となるようなプランを組んでいます。
ポイント
バンコンは特に注意すること!
海外でも人気なトヨタ・ハイエースを利用している場合は特に注意が必要。
パーツの汎用性があり、盗難車両の上位に常にランクインしているからです。
キャブコンやトレーラー、バスコンといった種類のキャンピングカーは盗難対象としては目立ちますし市場も特殊なので、ハイエースに比べれば狙われにくいと言えます。
ただし、狙われないわけではなく実際に盗難被害も出ているので種類関係なくしっかり対策をしていきましょう。
キャンピングカー盗難防止対策

①置き場所に注意する
置き場所のポイントは、『囲われていない場所』です。
生け垣や高い塀など、泥棒が身を隠せるところがある場所に駐車されていると狙われやすくなります。
とはいえ、その駐車場環境を変えられない場合もありますよね。
その場合は車両周りの盗難対策グッズで対応しましょう!


②防犯グッズを使用する(具体的アイテムご紹介)

泥棒は盗みに時間をかけたくないので、『この車は時間がかかりそうだ』と思わせなくてはいけません。
注意ポイント
『めんどくさそう』『時間がかかりそう』と思わせることが盗難防止では重要
【タイヤロック】



我が家はこの加藤電機HORNETを2018年からずっと利用しています。
ホイールロックとも言いますね。
注意ポイント

【ハンドルロック】
次はハンドルが動かないようにするハンドルロック!



上記商品よりも最近人気なのが、こちらのハンドルロック。


若干高くなりますが、コンパクトであるのに【無理に外そうとするとクラクションが鳴る仕様】はしっかりついているのが良いですね!!
うちも今のハンドルロックが壊れてしまったらこちらに変更します。

【ハンドルチェーンロック】

これは本来、自転車やバイク用に使用するチェーンタイプのロックなんです。
これを車のハンドルと運転席側窓上部にあるアシストグリップに通してロックするだけで、立派なハンドルロックになりますよ。





ポイント
【ドライブレコーダー】
エンジン停止時であっても、衝撃や動体検知があった時にはちゃんと記録をとってくれるドライブレコーダーは必須。
もちろん車両ごと盗られてしまったら意味がありません。
ただ、盗られずに済んだあと記録を見た時に『誰かが盗もうとしている、イタズラをしている』というのが分かるだけでもその後の追加対策を取るには十分意味があるものになります。
我が家もこちらのAPEMAN製を使用していますが型が古いのかネット上になかったので、最新版のもの・人気のタイプを掲載しておきます。
レビューを読んでいただくと分かりますが、安いのにすごく良い働きをしてくれるドライブレコーダーです。

うちのドラレコは吸盤か両面テープかどらちらかを選んでフロントガラスに取り付けるのですが、以前吸盤で取り付けていた際に猛暑でドラレコが落下したんです。



両面テープを剥がす時にテープ跡が残るかもしれませんが、ダイソーやセリアなどの100円ショップへ行けば『テープ剥がし』という小さなスプレーが文具売り場に売られています。


【ダミーセキュリティライト】
こちらのセキュリティ用ダミーライトを車のダッシュボードにつけています。
日中にソーラー充電され、暗くなると自然にランプの点滅が開始するタイプ。




うちは赤い色を使用しています。
海外から発送されるのか、到着まで3週間ほどかかりました。
レビュー評価は低いですが、うちは2018年の5月頃に買って今まで壊れたりすることなくずっと現役で働いてくれています。
もしかしたら当たり外れがあるのかもしれません。

【録画中ステッカー】
目的としては道路での煽られ防止に貼っているステッカーなんですが、窃盗団など泥棒にとっては多少効果があると思っています。
車を盗もうとしている姿がレコーダーに写ってしまったら、泥棒にとっては大変ですからね。
『録画中』と書かれてる車には近づきたくないという心理が働きます。




イモビライザー
イモビライザーは、ここまで紹介したような物理的に固定するものではなく、エンジンが始動しないようにするシステムのことです。
イモビライザーとは
エンジンそのものが始動しないようにするシステム
イモビライザーは後付けも可能なので、取り付けたい場合はディーラーさんに車を持ち込んで取り付け相談して下さい。



③警備会社と契約する
盗難された場合に警備会社が出動してくれるサービスも存在します。
サービス例としては以下のような内容。
- 駐車場から車両が移動した場合にアラームが通知される
- 盗難された場合、GPS機能を利用して追跡できる
- 警備員が現場にかけつけてくれる
ただこれも、月の契約料金内では収まらなかったり追跡後到達した場所によっては警備会社の対応外だったりと『契約する必要あるのかなぁ』というのが私の正直な感想。
であれば、今まで紹介してきた盗難防止策を全て講じた上でしっかりと車両保険にも加入しておくのが良いと思っています。



注意:盗難防止対策を行ったあとの注意点
キャンピングカーの運転席・助手席部分のドアガラス・フロントガラスを全て覆うアイテムがあります。
車中泊用に目隠しをするようなものですね。
個人的にはこれはおすすめしません。
居住空間のほうに車中泊時取り付けるのはプライバシーを隠すために良いですが、運転席部分だけは外から見えるようにするほうが盗難防止策としては有効。

キャンピングカーの盗難対策を徹底解説します!|まとめ
本記事ではキャンピングカーの盗難対策を解説してきました。
1番気をつけなくてはならないのはバンタイプ。
その中でも特にトヨタ・ハイエースですね。
だからと言ってキャブコンやバスコンが狙われないわけではなく、盗難報告は出ています。
また、「キャンピングカーを持っている=お金持ち」というイメージが未だにあるのが現実。
キャンピングカー市場も加熱しているので、悪いことを考える人も出てくるでしょう。
頑張って買った大切な高い愛車を盗られないように、出来る対策はめんどくさがらずにとっていきましょう。

本記事でご紹介した盗難防止アイテムたちです。 気になるアイテムがある場合はぜひチェックしてみて下さい。













