
本記事ではこんな疑問と我が家が行った対策についてお答えします。

本記事の内容
- ブレーキパッドの説明
- 実際の交換料金と効果
我が家はライトキャブコンを所有しているのですが、購入後気付いたことの1つにブレーキ感覚が一般乗用車とは違うというものがありました。
一般乗用車の感覚でブレーキを踏むと全然間に合わないんです。


我が家の対策

解説:ブレーキパッドとは

車のブレーキ種類
まず、車のブレーキには次の2種類があります。
- ドラムブレーキ
- ディスクブレーキ
この2つのうちディスクブレーキは、放熱性に優れ雨にも強いということで主流になっています。
ポイント

ディスクブレーキの部品構成

このディスクブレーキは大きく分けて以下の3部分構成。
- ブレーキーディスク(ブレーキローター)
- ブレーキキャリパー
- ブレーキパッド
ブレーキディスクはホイールを取り付ける「ハブ」という部品の周りにあり、運転中ホイールと一緒に回転しています。
車が止まるまでのディスクブレーキの動き
運転手がブレーキペダルを踏んでから車が停止するまでの流れは次のようになっています。
step
1ブレーキペダルを踏む
step
2ブレーキフルードを通してブレーキキャリパーに伝わる
step
3ブレーキパッドが押し出されてブレーキディスクを両側から挟む
step
4ブレーキがかかり車が止まる


ディスクブレーキの詳細説明をこちらのページで見つけたので、よければ読んでみて下さい。
⇨曙ブレーキ工業株式会社ホームページ
ブレーキパッド交換
ここでは以下の項目をご紹介します。
- ブレーキパッドの交換費用
- 取り外したブレーキパッド実物写真
- 取り付けた強化ブレーキパッドと同一のものの写真

ブレーキパッド交換費用
実際にかかったブレーキパッド交換費用はトータルで37,800円でした。
ブレーキパッド交換費用 | |
---|---|
部品代 | 27,000円 |
技術料 | 10,800円 |
合計 | 37,800円 |
交換したブレーキパッド(取り外したもの)写真
実際に取り外した前輪(フロント)2輪のブレーキパッドの写真がこちらです。
1輪に対してブレーキパッド2枚(両側から挟む)ので全部で4つ持ち帰ってきました。




交換した強化ブレーキパッド(取り付けたもの)
取り付けをした強化ブレーキパッドはこちらの写真と同じものです。

強化ブレーキパッドの効果
ブレーキパッドを交換し実際に運転してみた時の感覚と、ブレーキパッド本来の効果を得られることが出来るまでの距離についてお話します。


実際の効果(感覚)
ブレーキパッド交換翌日、早速キャンピングカーで出かけました。
まず夫が声をあげたのが下り坂の信号停止のタイミング。
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「なんだこれ!すげぇー止まるぞ!」
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そして高速道路でも。
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「効き方ぜんっぜん違うわこれ!前の(ブレーキパッド)だったら絶対ぶつかってる!すげぇなこれ!マジ変えて良かったわ!」
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強化ブレーキパッド本来の効果を得られるまでの距離


そもそも車は、ブレーキパッドをブレーキディスクに押し付けることで停止するような構造になっています。
ところが新しく取り付けたばかりのブレーキパッドというのは、ブレーキディスクとの接地面に微妙に【浮き】のような空間が生まれます。
【「浮き」とは】
ブレーキディスクにあるちょっとした凹凸(おうとつ)に新品のまっ平らなブレーキパッドが当たる事をイメージしてみて下さい。
ブレーキパッドは凹凸に沿って曲がるような柔らかい素材ではないので、全ての部分がぴったりとブレーキディスクに当たるわけではありません。
それが【浮き】です。
この接地面がしっかりフィットして一番良いブレーキ効果を得るにはブレーキパッドがある程度削られる必要があります。



ポイント


注意点
ブレーキパッドは消耗品です。
約100km走行したあたりで1番良い状態にはなると言っても、その後使用し続けることで摩擦によりどんどん削られていき、そのまま放置してしまうと最後はブレーキが効かなくなってしまいます。
上記記事でも言及しましたが、タイヤ周りの管理は非常に重要です。
「めんどくさい・お金がもったいない」などと言って定期的な点検を怠るのは絶対にダメです。

まとめ
本記事ではキャンピングカーのブレーキパッドを強化ブレーキパッドに交換した費用とその効果についてお話しました。
キャンピングカーはただ単に楽しむためのものではなく、車両として安全に走行し自分たちだけでなく周囲に迷惑がかからないよう・誰かの命を奪ってしまうことのないよう管理していかなくてはいけません。


本記事が少しでも参考になったら嬉しいです。