

キャンプを始めようと思って一番最初に購入するアウトドアテーブル、どんな条件で選んでいますか?
こんな条件で選んでいませんか?
- 知ってるブランド
- ある程度しっかりしてそう
- 汚れにも強そう
- なるべく安いもの
- ブログとかYouTubeで見たことある製品
私もそうだったんです。
テントキャンパー時代から使っていたテーブルはまさにこんな条件に合致するものでした。
「使えて安ければなんでもいい。どうせ汚れるんだし。」
でもハッキリ言ってこれが失敗でした。

あなたはアウトドア(キャンプ)に何を求めていますか?
食事作りを楽しみたい
自然遊びを楽しみたい
インスタ映えするようなオシャレを楽しみたい
大人数でワイワイ楽しめればそれでいい
いろいろあると思います。
(あと楽ちん)
自然の静けさ、そして色。
そこから得られる癒やし。
自然の静けさが好きだからファミリーやグループが多いキャンプ場は嫌いだし、ごちゃごちゃしたテントの飾りのようなものも好きじゃない。
だからなるべく人がいない静かな場所へ行っていたし、飾り系のものも一切なし。
それなのにキャンプへ行ってもいつもテントの中にこもっているし、キャンピングカーを購入してからも車内にこもっていたんです。
私は元々引きこもりというかインドア気質(おうち大好き)なのとキャンカーの中が心地よいことが原因なのかなと思ってたんですが実は違った。

ポイント
原因はテーブルだった!
食事に行ったり珈琲を飲みに行ったりしたとき、「あぁ、この空間落ち着くなぁ・・・ずっといられるなぁ・・・」って感じるお店ってありませんか?
逆に「このお店全然落ち着かない。早く出たいな。」という場所もあるはずです。
これって、インテリア全体の色合いや形だったり照明や音楽(そして店員さんの雰囲気)といった様々な要素で変化しますよね。
それはアウトドアでも同じ。
例えば・・・【静かに炎の火を見つめてパチパチと燃える音を愉しみたい】のに、周りで複数グループがワーワー騒いでいるキャンプ場だったら全然落ち着かないし楽しさが8割減しちゃいます。
私の場合は、余計な音や人工的な色を排除して静かにただ自然を眺めているというアウトドアスタイルが好き。

それが、テーブルでした。
本記事で紹介するogawaのテーブルにした途端、今までこもっていたキャンピングカーへ入らず逆にずっとタープの下にいたんです。

これってスゴいことだと思いませんか?


「そこまで頻繁にやるものじゃないキャンプ」にあまりお金をかけたくなかったというのもありますが、夫も私も大自然に囲まれた田舎出身。
外での遊び道具にオシャレさ・デザインを求めるという感覚が欠落していたんです。
インテリアにはあまり興味がなく自宅インテリアを私がいじっていると「またやってるよ(笑)」と笑っている夫ですらめちゃくちゃogawaテーブルを気に入り、「これはいい、こいつはいい。いい買い物した。」ってずっと嬉しそうにしていました。


ogawaアウトドアキャンプテーブルの外観・セット内容

キャンパルジャパン株式会社概要
1914年(大正3年)に「小川治兵衛商店」として東京の八丁堀に開業したのが最初。
その後、「小川テント株式会社(1946年)」→「小川キャンパル株式会社(2000年~)」→「キャンパルジャパン株式会社(2015年~)」と名前を変えて今に至ります。





テーブルの外観・セット内容・仕様
セット内容 |
---|
テーブル本体 |
収納用バッグ |
説明用紙 |
仕様 | |
---|---|
素材 | アルミニウム |
広げた時のサイズ | 81 x 100 x 50 cm |
収納サイズ | 101×42×10.0cm |
重さ | 6.1kg |
耐荷重 | 20kg |
高さ(三段階) | 35.5cm~50cm~60cm |





使用レビュー|実際に撮った写真つき

このテーブルはおよそ2万円となかなか高額。
こんなに使い勝手もデザインも収納も最高なテーブル、もっと前に買えばよかった!!みんなにも本当に使って欲しい!


実際に使用したからこそ気付いた良さや良くないところをしっかりレビューしていきますね!



我が家が購入したのが横幅100cm。
こっちの小さいほうは横幅81cm。

テーブルが届いた!開梱の儀!

注)キャンパルジャパンのオンラインストアで購入したのではなく、Amazonから購入しました。







室内で実際に広げてみた&片付けてみた
では、広げてみましょう。

持ち手付近にあるボタンを押してからまず横に広げ、脚をひとつずつ立ち上げて・・・高さを買えるのであれば4本の延長脚をそれぞれに取り付けて・・・



それではいきますよ、ogawaの実力。

抵抗はそんなにありません。軽い力ですーん、と広がっていきます。


ここまでで15秒。
はじめてやったのに本当に15秒でできました。


高さを変更する場合
コールマンのテーブルだと、「やっぱり脚の長さを長くしよう/短くしよう」ってなると、もういちどテーブルをひっくり返して脚の取り付け/取り外しをしなくてはなりません。
このogawaのテーブルは、このまま立てた状態で10秒もあれば高さを変えられます!
ポイント
最初から足が一番低い状態になっていれば片付け時間は15秒。

他の部屋で仕事していた夫を呼んできて出し入れの状態を見てもらったんですが、
「すご!!!はやっ!!!」
「こいつはいいわ。」
ふだん無口な夫もかなり感動していました。


収納バッグに入れるとこんな状態です。
「重い」というレビューも見かけましたが、わたしたち夫婦の意見は
「かるっ!!!」
でした。

先程のコールマンのテーブルを片手で持ってるほうがよっぽど重みを感じます。

2万円出してちゃっちい製品ももちろんあると思いますが、このテーブルはほんとうにしっかりしてる。
脚もテーブルの中心から外側へ「ハの字」に広がるような作りになっているため、ガタガタしないんです本当に。


つまり、ogawaのテーブルを購入したことで以下のストレスが減ったことになります。
なくなったストレス
- 準備・片付けの時間的ストレス
- 自然に溶け込んでいないうるさいデザインのストレス
- テーブルがグラグラするストレス

専用のバッグに入れてキャンカーのリア収納スペースに積んでみた!
コールマンテーブルのもう一つの不満は、キャンピングカーのリア収納に入らなかったこと。

では、ogawaはどうでしょうか!

横に倒し、斜めにした状態でいれていきます。
倒れた状態でまずは収まりました。
更にこれを立てて収納することはできるのでしょうか?


助手席もしっかりあいたので、夫もルンルンです。

今までは「ママいないと寂しい・・・」って言っていた(超可愛い!)のと息子に対する医療的なケアがあったので私も後部座席だったのですが、ケア種類が少し減ったのと息子の心の成長に伴い私は助手席デビュー!


いざ!キャンプでデビュー!
夫の実家の土地が我が家の主力キャンプ場!

高いキャンプ場代を払わなくても緑に囲まれた(緑しかない)広大な土地と、人の声がしない環境があるのはありがたい。
いつも優しい義両親は温かく見守ってくれています。

テーブルの位置はどこがいいかな?高さはどうしよう?

これはミドルの高さ。
机の上に写っているのは、一緒に買ったロゴスの卓上炉端グリル。



この角度からだと横幅が狭く見えますけど、大人2人が並んで余裕をもって座れます、力士2人じゃなければ。
高さを低くしてみたり。

一番低いとこのくらい(わかりづらっ)。

ミドルだとこのくらい。
夫のパーカー(お腹あたり)の盛り上がりが気になりますが、下半身の盛り上がりではありません。


ミドルだと、身長120cmの息子にはちょっと食べづらい高さ。
身長158cmのわたしにとっても、ミドルは中途半端でちょっと落ち着かない。
上半身をちょっとみょーんって伸ばさないとグリルのお世話ができない感じ、それがミドル。


蚊帳のおかげで虫対策も完璧だし、周りからの視線も遮られて好きな景色側だけ見ることができてもう最高!買ってよかった!




最終的に、高さは一番低い状態に落ち着きました!

自然を感じながらも「家」という落ち着きも意識した状態を保ちたいのが我が家流。


Colemanテーブルと比較した場合のメリット・デメリット
ここでは、今まで使用してきたコールマンと比較した場合のメリット・デメリットをご紹介します。
(あくまで私が感じたものです)




デメリット




そうなんです。
「たかが机」って思っていた私、「たかが」じゃなかったんです!!
夫も私も大自然の中で育っているからか、外で使う道具に「お金をかける」という意識がなかったんです。


机一つでこんなに変わるだなんて本当に思っていなかった。
たかがテーブルとか言ってすみませんでした!

メリット

メリット1|キャンカーの後ろに載る

助手席のコールマンが相当なストレスだったようです。

他の荷物も載せるとこうなります。
手前に見える【FIELDOOR】は、先程のタープです。





左奥に見える黒い袋の中にはコールマンのファイヤーディスク。


テーブルはイケてなかったけど、このファイヤーディスクは良い焚き火台です。
ビギナーさん、面倒くさがりさんに最高の一品!


テーブルは関係ないんですけど、この収納スペースを左側の扉から見るとこうなっています。
真後ろから左側に覗き見すると、こう。
左端にあるレジャーシートもコールマンのものですが、もう全く使用していません(これもデザイン選定失敗したもののうちの一つです)。
黒いブロックは発泡スチロール製のもの。
サーフィンのあとにボードを乗せてちょっと乾かしておいたり、木を切る際の台に使えたりと意外と重宝しています。

ちょっと上からのアングル。

蓋はせずに使用しています。
もしかしたら使うかもしれない工具や雨具・足元のヒーターなど、一瞬で取り出せるように配置して頑丈ボックス内に収納。


この足元ヒーターも6年前くらいに購入した時は7,000円くらいだったんですが、今は3万円~5万円ほどとすごい高額で取引されていて残念。

狭いキャンピングカーでいかに心地よく、ストレスなく、面倒な動きもなく過ごせるかっていうのが癒やしには必要です。

メリット2|出すのも片付けも一瞬
既に書いた通り、一瞬で出せるし片付けもすぐ!
ドーラから「40秒で支度しな!!」(天空の城ラピュタより)

メリット3|脚の長さ調整はテーブルを広げた状態でも一瞬

高さ調整のために脚をはめたり取り外したりしていた今までの無駄な時間をお金に換算したら2万円なんて安いもんです!



メリット4|指を挟む危険性がゼロ
これはですね!!

っていう声が多くあがると私は思っています!
夫もすごくストレスに感じていたこと!
片付けの際のココですよココ!!わかります?

ピン!と真っ直ぐにしてあるこの関節部分、片付ける時に中心に向かって少し手で折り曲げなくてはならないんです。



それに、軍手しなくても危険じゃない状態・製品を作り上げるのが企業努力というものではないんでしょうか!



全開開脚から・・・
真ん中の太い脚2本を持って軽い力で中心にむかって畳んでいき・・・
傘が閉じるように・・・パタン。
これで指を挟む人がいたら、ちょっとそれはもはや製品の問題ではなくて・・・(ごにょごにょ)。

このトートバッグのおかげで重さが分散されて軽い軽い。



テーブル天板の端に段がないから掃除もラク
テーブル天板の端の段って分かります?
このテーブルだと、モザイク柄部分の天板と銀色の金属部分に溝や段差があるんです。
ここにね!焼き肉のタレとか!塩コショウとか!謎の黒いゴミとか!
入り込もうとするんですよ奴らは!

天板をサーっとウエットティッシュで拭いてもその先の溝にひっかかってしまうと、せっかくウエットティッシュで捕獲したゴミや汚れが溝にミラクルフィットしてしまうんです!
旦那様がた、これは由々しき事態です。
汚くていいんですか!?
私はかなりキレイ好きで掃除も好きなんですが、面倒くさがりでもあります。

ogawaはどうでしょう。
汚れがミラクルフィットする邪魔ものはいません。
一本の板のように見えるアルミの間にはスキマがありますが、ここは下に貫通しているので留まることはできません。
自然に溶け込むからストレスがない
このナチュラルな色合い・デザインのお陰で色のストレスがないのが私にとっては本当に本当に大きかった。
モザイク柄や視覚的に金属であると分かるシルバーが全面に施されたアイテム(テーブル)が大きな面積をとっていたことが、こんなにも精神的ストレスを与えていたことにもっと早く気付くべきでした。
まとめ|【購入大正解レビュー!】ogawa(オガワ) アウトドアキャンプテーブル3ハイ アンドローテーブル
本記事は「ogawa(オガワ) アウトドアキャンプテーブル3ハイ アンドローテーブル」のレビューを記載しました。

ところが購入してみると、非常にコストパフォーマンスのよい製品であることがわかったんです。
- 出し入れの時間が激減(長くて30秒)
- テーブル高さ変更もソッコーで完了
- キャンカーの収納スペースにもスッキリ入る
- 自然にとけこむデザイン
- グラグラしない設計
- 天板はウッド調のアルミで汚れに強い
- 掃除もしやすい
時間の節約・収納場所の節約になるだけでなく、しっかりした作りと汚れに対する強さ・掃除のしやすさ、そしてなによりその落ち着くデザインのお陰で外にいることが大好きになりました。
冒頭でもお話ししましたが、あなたはキャンプに何を求めていますか?


本記事でご紹介した「ogawa(オガワ) アウトドアキャンプテーブル3ハイ アンドローテーブル」は、完全にこの希望に合致するもので私のワガママな願いを叶えてくれました。
私のようにめんどくさがり屋だけどキレイ好き、デザインや安定性も求めたい人にはもう心からオススメします!


息子が小学校へ行っている間、夫と2人デートしている時に偶然キャンプ用品店でこの商品に出会いその後ネットから購入しましたが、キャンプに何を求めているのかという部分を夫と確認しあえたのは本当に良かったです。




本記事に出てきた商品一覧です。なにか気になるものがあったらチェックしてみて下さい(^^)















