
自然災害が増えてきてるような気がするから念のため災害時用のトイレを準備しておきたいんだ。細かく説明されてるレビュー記事があると購入参考になって助かるんだけど。
本記事では、こんな悩みを解決しています。

キャンピングカー内で使用してきたポータブルトイレが実際の災害時にも役立った経験を持つ私が、2018年からずっと愛用してきているポータブル水洗トイレのレビューをします。
\本記事でレビューしているのは、こちらの商品/


この記事で解決できるお悩み
- Domestic社の説明
- Domesticポータブル水洗トイレの仕様紹介
- Domesticポータブル水洗トイレのメリット・デメリット
現在の日本は毎年必ずといっていいほど、どこかしらの地域が大きな自然災害に見舞われていますよね。
災害が発生しライフラインがストップすると、まず困るのが排泄・トイレ


災害時すぐに避難所へ行けるかも分かりません。
突然ライフラインが止まっても、便意尿意は容赦なく襲ってきます。

ご近所さんのライフラインも近くのコンビニのライフラインも全てが止まるので、使わせてもらうことは出来ないんです。
言われてみればそうだね。

災害時の備えとしてとにかく食料を準備するという傾向がありますが、まずは排泄設備を真っ先に準備することをオススメします。

2011年東日本大震災で震度6弱・2019年大型台風15号19号を経験した私が言うんだから間違いなし!
本記事がポータブルトイレの購入の参考になれば嬉しいです。
【ポータブルトイレの用途はこんなにたくさん!】
- 災害時用
- アウトドア用
- 自宅トイレ故障時用
- 介護用(ベッドのすぐ近くになど)


【Dometicポータブル水洗トイレ】の特徴・外観・重量・材質
Dometicポータブル水洗トイレ(正式名称:Dometicポータブル水洗トイレサニポッティー)を作っているのは、スウェーデンのソルナ市に本拠を構えるDometic(ドメティック)社。
起源は1919年と古く、2人の学生が発明した冷蔵庫が原点となっています。
Dometicというブランド名が生まれたのは1960年代の終わりで、Electrolux(エレクトロラックス)社のレジャー設備部門としての出発。
その後世界的なモバイルリビングブランドを提供する会社として設立され、2015年からは公開会社としてストックホルム証券取引所に上場しています。

ワインセラー・ホテル向け小型冷蔵庫・キャンピングカー搭載冷蔵庫なども手掛けている世界企業です。
知らない会社名だったけど、それなら安心!

Dometicポータブル水洗トイレサニポッティーは次のような特徴を持つ製品です。
Dometic水洗トイレの特徴
- 大容量タンク
- 省スペース
- 汚物処理時も汚れにくい
- プッシュ式水洗ボタン
- インジケーター付き
- 掃除しやすくキズに強い表面仕上げ
我が家のキャンピングカー内に置いている図

【セット内容】
本体・説明書
説明書は便座の中に入った状態で我が家へやってきました。
【サイズ・重量・カラー】
- サイズ:幅333.5mm×奥行387.35mm×高さ387.35mm
- 重量:4.99kg
- カラー:ホワイト&グレー
【その他】
- 高密度ポリエチレン構造
見た目も使い勝手も非常にシンプルなトイレです。


来るかどうか分からない災害時のために2万近く出すのか。








備蓄ポイント
【Dometicポータブル水洗トイレ】低レビューコメントに対する私の意見
ネットのレビューを見ると、以下のようなマイナスコメントが見受けられます。
- 水漏れがする
- ニオイ発生は避けられない
まず水漏れについて。
うちはこの商品を2018年6月23日に購入してからずっと使い続けていますが、一度も水漏れしたことないです。
ひび割れも発生していません。

- 夫⇨53kg
- 私⇨46kg
- 息子⇨21kg
体重が重い人が全体重かけて何度も座るとひび割れが発生するのかもしれませんが(自宅のトイレでも便座壊す人いますよね)、このDometicは高さが低いのでトイレ(便座)に全体重かけるという姿勢にはそもそもならないです。

次はニオイに関して。

水洗トイレの汚物タンク内に事前に投入する消臭剤が、同じくDometicから発売されています。

そんなチャレンジしたことないですけど。




出してるその瞬間から臭い取ってくれる商品ではないので。


Dometicポータブル水洗トイレは小だけを目的にしたトイレではなくしっかりと排便も受け止めてくれる、間違いなく優秀なトイレです。
少なくとも我が家は2連泊車中泊した時でも家族3人分の大&小をキャッチしてもらえてますし、その他何度も車中泊や日帰り遊びに同行させていますが困ったことは一度もないです。


注意ポイント
製造時・配達時損傷はどんな製品にだって起こりうること。
私もBluetoothイヤホンの初期不良で返品交換してもらったこととかありますよ。
【Dometicポータブル水洗トイレ】は大容量タンクなのに省スペースに収まるコンパクトさ
Dometicポータブル水洗トイレサニポッティーはMサイズとLサイズがあり、それぞれ大容量タンクを備えています。
各サイズのタンク容量 | |
---|---|
Mサイズ | Lサイズ |
【汚物側】9.8L | 【汚物側】18.9L |
【水洗側】8.7L | 【水洗側】8.7L |


以前、家族3人2泊車中泊をしました。
3人共普通に排尿排便をしましたが、帰宅時まだ汚水タンクは余裕がありました。





【Dometicポータブル水洗トイレ】は汚物処理の時も汚れにくい作り
Dometicポータブル水洗トイレサニポッティーは汚物処理しやすい作りになっています。
ドメ子は上下に分けることが出来ます。
【①便座&洗浄水入れ】と【②汚水タンク】の2パーツです。
①が左、②が右。
右側の汚水タンクをズームさせますね。
この右上にあるホースのようなものが汚物を処理する際に使用する排出口。
ピボット(方向転換)方式なので、排出する時にだけ向きを変えます
青い丸で囲った部分は、排出時に内部の空気を抜いて流しやすくするためのコックです。
排出口の向きを変えられること・この絶妙な長さが、汚物処理にちょうど良い。
使用後はキャンピングカーから下ろして自宅のトイレに排出させています



【Dometicポータブル水洗トイレ】はプッシュ式水洗ボタン
Dometicポータブル水洗トイレサニポッティーで排泄したあとは、水洗ボタンで洗い流します。
この赤丸で囲ったところが水洗ボタン

ポイント

1万円台で災害時の私の尊厳守られてるんです。




【Dometicポータブル水洗トイレ】はインジケーター付きで汚水タンクの空き容量を確認出来る
汚物タンクの空き容量が確認出来るように、Dometicポータブル水洗トイレサニポッティーには、インジケーターが付いています。




【Dometicポータブル水洗トイレ】は掃除しやすくキズに強い表面仕上げ
Dometicポータブル水洗トイレサニポッティーは汚れがつきにくい素材で出来ています。
表面ツルツルしてて、2018年から使ってても黄ばみゼロ傷ゼロ汚れゼロ。

まとめ
本記事は「Dometicポータブル水洗トイレサニポッティーレビュー災害時トイレ対策は優先度高!食を我慢出来ても排泄は我慢出来ないので普段からの備えが超重要」について記載しました。
汚物処理がしやすく、傷汚れにも強い水洗ポータブルトイレ。

Yahoo、楽天では安定的に商品を見かけますが、Amazonでは取り扱いしてないことがたまにあります。
Lサイズでも高さが40センチということで、車内での使用にももってこい。
災害発生後に自宅にいられなくなっても、車に搭載させれば排泄に困ることはありません。

台風が過ぎた翌日午前にライフラインが突然止まり、まず夫に伝えたのが「ポータブルトイレをトイレ内に今すぐ用意して!」。
ポイント
普段から使い慣れていることもあって、10分もしないうちにドメ子が設置されました。


別途水と消臭剤の準備をしておく必要はありますが、圧力を利用して水の勢いを高めるため家庭のトイレとは違って少量の水で済むDometicポータブル水洗トイレ。
災害時の心身の健康を維持する為に導入検討してみてはいかがでしょうか。

本記事内でご紹介したアイテムです。


