
本記事では、こんなお悩みを解決します。

本記事の内容
- 車体横や車体後部で使用出来るタープ3種類をご紹介
- おすすめの商品や取り付け方をご紹介
キャンピングカーやバンには車体にサイドオーニングを取り付けることが出来ます。
ただ、そのお値段は10万円~となかなか高額。
カビ対策のため、雨の日使用後はオーニングを広げて乾かしたりもしないといけません。
けれど、田舎の戸建てのように広い駐車場がないとなかなかオーニング広げっぱなしで乾かすなんて不可能。




もくじ
サイドオーニングを取り付ける価値は本当にあるのか・心理作戦にのみこまれていないか
そもそも、サイドオーニングが良いのは何故なんでしょう?


『これぞキャンピングカーだ!』『キャンプっぽい!』っていう雰囲気にのまれて取り入れ検討している人、結構いる気がします。
購入店やキャンピングカーフェアへ行って、キャンピングカー購入熱が上がっている状態で「(営業)こんなに簡単にサイドオーニング設置出せるんですよ~」「(客)おぉ~~~~~笑」なんて営業されて、アウトドアを楽しむ夢広がる未来を脳内イメージ。



確かにサイドオーニングは楽です。

けれど、キャンピングカー自体とても高い買い物ですよね。
うちの中古キャンピングカーでも450万円くらいしてます。中古で。

その後ランプ、ファン(換気扇)、ブレーキパッドの交換で更に金額はかさんでいます。
その高い車体価格の中で『サイドオーニング代10万20万アップした所であんまり変わらないかな』なんて感覚になりませんでしたか?


「そのくらいなら」って思いません?


注意ポイント
これ、物件購入の場合でも同じことが起こります。


でも待って下さい!あなたにとっての20万円て、本当に安いですか?
たとえば月給手取が33万だった場合、そのうち20万円ですよ。


本当にサイドオーニングが必要なものなのか・10万円20万円出す価値があるのか・コストパフォーマンス的に納得いく代物なのかを冷静に判断しましょう。
我が家はキャンピングカーを現金一括購入したこともあり、心理作戦に打ち勝つことが出来ました。



サイドオーニングがなくてもキャンピングカーはキャンピングカー
サイドオーニングがなくたってキャンピングカーはキャンピングカーです。

タープにしたことで安く・手入れしやすく・キャンピングカー以外でも使えるというコスパ最高な使い方が出来ています。
タープだって十分素晴らしいアイテムです。

ポイント
シトシト雨の時も、すぐに出せるサイドオーニング下にアウトドアチェア出してのんびり釣りが出来ますよね。
では、実際にキャンピングカー横で使えるタープ3種類をご紹介していきます。


キャンピングカー・普通車横で使えるオススメタープ①:自立式タープ

自立式タープのメリット・デメリット | |
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メリット | 設置簡単・頑丈・広い・安い・日よけ可能・虫よけ可能。 |
デメリット | 人によっては重く感じる。 |
2.5m×2.5mタイプの場合のサイズ・性能等一覧 | |
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対応人数 | 4~5人 |
サイズ | (約)2.5m×2.5m×1.65m / 2.37m / 2.45m |
収納サイズ | 22cm×22cm×114cm |
重量 | 12kg |
フレーム素材 | スチール |
生地材質 | ポリエステル |
耐水圧 | 2,000mm以上 |
付属品 | ロープ ・ペグ ・専用サイドシート(2枚) ・専用収納ケース ・取扱説明書(日本語・英語) |
別売りオプション | あり(虫よけスクリーン・虫よけサイドシート) |
注)注文サイズによって重さや面積が異なるので、商品サイトで確認して下さい。
大人2人で持ち上げて広げるだけのこのタープ。



ポイント


『サイドシート』があるので、斜め上からの日光や周囲の目線を遮ることも出来ます。

サイドシートの存在ってすごく大きいですよ。

別売りではあるものの、メッシュサイドシートもあるので蚊よけ虫除けに最適です。
しっかりと地面まで長さのあるシートなので虫も蚊も入ってこられません。








【メッシュサイドシートは夏~秋の必須&最強アイテム】
以前オートキャンプ場に行った時、巨大な蜂が飛び回っていて本当ドキドキしながら過ごしたんです。
せっかく人の少ない平日キャンプだったのに、全然リラックス出来ませんでした。
けど、このタープ&メッシュシートを買ってからはキャンプ場が天国化。
我が家は3mタープを購入したので、虫除けサイドシートも3mのものを購入。
注意ポイント


我が家はテントキャンパー上がりなのでこの自立式タープを重いとは全く感じませんが、『10キロは重すぎる』という方や虫は気にしないというのであれば、次にご紹介するヘキサタープやレクタタープはどうでしょうか。
キャンピングカー・普通車横で使えるオススメタープ②:ヘキサタープ、レクタタープ
ヘキサタープやレクタタープの強みは、自立式タープに比べて『風に強い』『軽い』の2点。
ただし自立式タープに比べて居住性は低いし虫からはアタックされ放題。


ヘキサ、レクタタープのメリット・デメリット | |
---|---|
メリット | 風に強い・軽い |
デメリット | 虫アタックされ放題・設置バランスに慣れが必要 |

面積が広ければ、途中で折ってスクリーン(壁)を作るように設営も出来ますね。
注意ポイント

面積が広いタイプのタープ人気商品3選
面積が広いタイプのタープで人気の商品3選です。
①snowpeak(スノーピーク)
圧倒的ブランド力・デザイン性と性能の良さで人気のスノーピーク。

②UNIFLAME(ユニフレーム)
スノーピークに比べれば低価格。そしてしっかりとした仕事をしてくれるユニフレームの製品。
脱スノーピーク!という方にもオススメのブランドです。


③CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
特にこだわりがなく、低価格で簡単に設営出来れば良いのであればCAPTAIN STAGのタープ。
キャンプを頻繁にやらない場合や、とりあえずの雨や日差しをしのげれば良い場合にこの価格は嬉しいですね。







ヘキサ、レクタタープをキャンピングカーの車体壁面に引っ掛ける方法
キャンカーと繋げて『おうち化』したい場合は、吸盤を使用するアイディアはいかがでしょうか。

例えばこの写真の場合、車体に取り付けた吸盤フックに右手前ヒモと右奥のヒモを引っ掛けるイメージです。
<出典:Amazon>
バンコン型のキャンピングカーであれば、こちらのフックが人気です。
注意ポイント
我が家はキャブコンタイプのキャンピングカーなので、上記アイテムは無理。
使うなら『ザ・吸盤!』という形のこちらになります。
ただ、キャブコンのルーフに付けるのって結構身長がある人じゃないと厳しいかなと思います。

なので、コンパクトな脚立や軽量脚立があると重宝します。


ルーフ以外に取り付ける場合は、エントランスドアの上部にぶつからない高さの壁部分にフックをかけると良いですね。
先程紹介したオガワの吸盤は引っ掛ける部分が着脱式なので、このように内側向きに出来ます。内側向きに装着した図(黄色囲み)
ポイント

(マグカップと比較するとこのくらいの大きさ)
キャンピングカー・普通車横で使えるオススメタープ③:カーサイドタープ
キャンピングカー以外の普通自動車でも、サイズが合えばこちらのカーサイドタープもオススメです。








普通車でも使える人気カーサイドタープ(&テント)3選
今は車中泊人気もあって、キャンピングカーではなく一般乗用車で宿泊する人も沢山いますよね。
キャンピングカーみたいな高額な車を買わなくても、カーサイドタープがあればちょっとしたアウトドアでも楽しめますね。
①小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) カーサイドタープ AL2332
- 車高170cm~200cmの車輌に適する
- 車のルーフなどに接続しリビングスペースができるカーサイドタープ
- 車両との接続は側面はもちろん、跳ね上げ式のリアゲートにも取り付けられる
- 硬い地面でもアンカーバッグを使用し設営可能
②Rightline Gear 110907 SUVテント
- 縦(243cm)x横(243cm)x高さ(219cm)
- ハッチバックタイプの車両に接続して利用するテント
- 車につなげなくても独立テントとしても利用可能な便利なカーサイドテント
- 防水生地仕様
- 4名就寝可能

③ogawa(オガワ) テント シェルター型 カーサイドシェルター
- 車高170~200cm向け
- ルクローズにもメッシュにもなる大型窓で通気性も解放感もばっちり
- 吸盤タイプのフックを付属しており、装着も簡単
- 両側側面にある出入口は巻き上げが可能

おわりに:使えるカーサイドタープはたくさんある
このように、高価なサイドオーニングを車体に装備させなくても車体横で使えるカーサイドタープ(テント)は沢山あります。
キャンピングカーだけでなく一般乗用車でも人気な車中泊やアウトドア。
探してみると良質で使い勝手も良いカーサイドタープは多くあるので、最初から「サイドオーニング一択!」となることなく「実は他に良いものがあるんじゃないかな?」と立ち止まってみてはどうでしょうか。


本記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
本記事内に出てきたアイテムたちです。 気になるものがあったらチェックしてみて下さい(^^)